過去の自分に何を伝えたいか

今回はもし過去の自分にアドバイスできるとすれば、何を伝えたいかについてお話した

いと思います。

なぜこのようなことを考えたかというと、社会人として日々仕事等に追われていると、

なかなか過去の自分を振り返ることがないなと感じたのがきっかけでした。そして過去

の自分へのアドバイスが今の自分にも参考になるのではないかと感じ、話してみようと

思いました。思い付きで考えたのが以下のようなことです。

 

・好きな人に好きと言う。

・おばあちゃん(すでに亡くなった)ともっと話す。

・間違いや失敗をたくさんする。

 

これらは今から改善できるものもあれば、やりたくてもできないこともあります。しか

し、共通して言えるのは周りのことを気にせず、時には迷惑をかけながらも自分の気持

ちに素直になることだと感じました。

みなさんもぜひ、たまには自分自身の人生を振り返ってみて、これからの人生について

考えてみてもよいのではないでしょうか。

誰のために人生を生きるのか

今回は誰のために人生を生きるかということについて話したいと思います。

結論から言うと自分のために生きようということです。

「当たり前のことを言うな」と言われるかもしれませんが、本当にみなさんは自分のた

めに人生を生きているでしょうか。好きな時に好きな場所で好きな人と十分な時間を過

ごせているでしょうか。私の印象としてはまずそもそも自分が何をやりたいのか夢や目

標についても分からないという人も多いと思います。しかし、みなさんの幼少期を思い

出してください。昔を思い出してみて、時間を忘れて夢中になったり、親に怒られて隠

れてやっていたこなどです。ちなみに私は小学生時代に1日30分までと決められた

ゲームを時間が過ぎても隠れてやっていました。

なぜ私がこんなことを言うかというと、以前にもお話したかもしれませんが、どんな偉い人やお金持ちであっても時間は有限だからです。貴重な残された時間を全うするためにはできるだけ不要なものを取り除くと良いと思います。実際に私がやめたものとして、テレビです。

 

みなさんもまずは不要なものやいらないものを捨てて、自分が好きなことに使える時間を作る工夫をしていきましょう。

貯金できない人がやるべきこと

 今回は貯金ができない人のために貯金するための方法をお伝えしたいと思います。

貯金したいけど貯金できないと言っている人は、たいていの場合、固定費を払い過ぎて

いたり、自分自身で支出の把握ができていないということがほとんどです。

まずは月々に何にいくら使っているかを全て洗い出してみましょう。そうすると意外に

もこんなにお金がかかっていたんだと気づくと思います。それで気付くことができれば

あとは支出の最適化をするだけです。問題は人のせいにしたり会社のせいにして支出に

正面から向き合えない、というより向き合おうとしないことです。その姿勢でいる限り

支出の最適化は難しいでしょう。

支出の最適化と言ってもあまりピンとこない方もおられると思うので、実際に私がやってきた例を挙げたいと思います。

 

個人年金保険を解約することで月3万円の支出削減

・携帯会社をドコモから楽天に変えることで月1万2000円の支出削減

日経新聞を紙からネットに変えることで月4500円の支出削減

 

これだけでも月に4万5000円以上の支出削減です。しかも誰でもできて1度手続き

をしてしまえば何もすることはありません。面倒だと思われるかもしれませんが、これ

をやるかやらないかで人生は大きく変わると思います。ぜひ「いいな」と思われた方は

できるところから少しでも行動されることをおすすめします。

賃貸・マイホームのメリット、デメリット

今回は賃貸・マイホームのメリット・デメリットについてお話していきたいと思いま

す。

皆さんは賃貸に住んでいますか?それともすでにマイホームに住んでいますか?実家に

まだ住んでおられる方もいるでしょう。すでにマイホームを所有されている方もそうで

ない方にもためになるお話ができたらと思っています。

マイホームといえば一種のステータスという風に感じておられる方もいますが、家の購

入さらにはたいていの場合は数千万円のローンを組むというのは人生にそう何度も経験

することではないでしょう。もしかしたら、1度も経験しないという人もいると思いま

す。私自身は高校を卒業するまで自然豊かな地方の田舎で育ちました。小学1年生の夏

休みにマンションから一軒家に引っ越すこととなり、それから高校を卒業するまでなの

で約12年間暮らしました。大学以降は賃貸もしくは寮に入っており、今私が住んでいる

政令市の賃貸も含めそれぞれのメリットやデメリットが分かるのではないかと思いまし

た。なのでそれぞれのメリット・デメリットで比べてみたいと思います。

 

地方田舎の一軒家

メリット

・気軽に親族や知り合いを呼ぶことができる。

・あまり騒音を気にする必要がない。

・部屋数が多いので自分の部屋がある。

デメリット

・通勤や買い物には車が必要。

・電車、バスなど公共交通機関の本数が少ない。

・大きな買い物では都市にでかける必要がある。

 

政令市の賃貸

メリット

・公共交通機関が発達している。

・駅近であればスーパーや病院、美容室、コンビニなどがそろっている。

・職場までが近い。

デメリット

・通勤時などは人が多く混雑している。

・いろんな人がいるが、人付き合いは少ない。

・車が多く、危険なこともある。

 

4月から新社会人、新しい生活を始められた方も多いと思うので参考にしてもらえると

嬉しいです。

お金持ちなら知っている72の法則とは

今日は私が銀行に入ってから学んだ72の法則についてお話したいと思います。

簡単に言うと資産運用において元本が2倍になるような年利と年数とが求められる法則

である。

式で表すとt=72/rになり、t=投資額を倍にするために必要な期間(年数)、r=

期間あたりの金利(%)で表される。例を挙げてみよう。

例1 金利年3%で運用した場合、資産を2倍にするために必要な運用期間

  t=72/3

   =72÷3

   =24     24年

 

例2 10年間で資産を現在の2倍にするために必要な金利

  10=72/r

  r=72÷10

  r=7.2     7.2年

 

このような計算になります。

これがどうしたと思われるかもしれません。なぜ、このようなことを考えるようになっ

たのかというと、銀行で営業をしていた時にお客さんから「昔は郵便局に預けていたら

10年で倍近くになったんだけどねー」と聞いて本当にそんな金利の時代はあったのかと

興味を持ったのがきっかけでした。調べてみたところ今でこそ銀行と同じ0.01%程度の

金利になっていますが、定期預金では最高7.5%(1974年)という金利の時代があり、

さらに1990年でも6.08%、1995年頃までは3%ほどの金利がついていました。確かに

7.2%を超えると10年で倍になるのでお客さんが言っていたことはあながち間違っていな

かったんだと納得しました。

しかし、それは高度経済成長で日本が世界のトップにまで上り詰めた時代の話です。そ

の後、日本は失われた30年などと言われ経済の勢いは米国や中国に抜かれていきまし

た。それの意味することは国民全員が豊かになれる時代、貯金の利息でお金が増えてい

く時代ではなくなってしまったということです。だからこそみなさんにはもっと視野を

広げてほしいと思うのです。例えば全世界へのインデックス投資なら今でも年平均で

利4~6%程度の利回りで運用することができます。もちろん投資なので、必ず儲けら

れるという補償はありませんが長期的な目線で考えれば結果は歴然です。最初にご説明

した式に当てはめてみても4%なら18年、6%なら12年で資産を2倍にすることができ

ます。

 

なのでぜひ、まだ投資をされたことがないという方はインデックス投資でまずは少額か

らの運用をおすすめします。

 

 

私が投資を始めた理由

今回は私が投資を始めた理由についてお話していきたいと思います。

結論から言うと、私が投資を続けている理由は世の中はこれからも良くなっていくと信

じているからに他なりません。日本に住んでいるとこれからは少子高齢化がさらに進ん

でいき、景気はますます悪化していくというように思われている方が多いのではないで

しょうか。たしかに日本はそうなっていく可能性が高いでしょう。しかし、世界を見渡

してみると、日本ほど発達はしていませんがこれから伸びていく可能性を秘めた国もた

くさんあります。さらに世界の人口は毎年増え続けています。現在の世界人口は約78億

人と言われていますが、国連の予測では2050年に97億人2100年には109億人に達す

ると言っています。

このことから私が言いたいことは経済の基本的な常識で考えると、人口が増えると経済

活動がより大きくなります。経済活動が大きくなると最も大きな利益を受けとるのは企

業や投資家です。もちろんその企業の従業員なども恩恵は受けるかもしれませんが、

主やオーナーには遠く及ばないのです。

 では個人のサラリーマンや主婦が株主やオーナーになることは不可能なのでしょうか。

いや、今の時代は誰もがなることができます。それが株式投資なのです。

日本人の金融リテラシーを上げるためには

今日は日本人の金融リテラシーを上げるためにはというテーマでお話したいと思いま

す。そもそも金融リテラシーとは、というところからお話しないといけませんよね。

金融リテラシーとは「日々の家計管理や資産形成、金融取引や保険、金利やローンの知

識など、お金と上手に付き合うために必要な知識や判断力」のことを言います。いきな

りこんな難しい話をされると困りますよね。

私も銀行に入ってすぐの頃の新人研修で毎日のように聞いたこともないシンジケートロ

ーン、プロジェクトファイナンスのような謎の呪文を聞きながらポカーンとしていたの

を覚えています。

みなさん安心してください。こんな難しい言葉は覚えなくても人生は生きていけます。

(笑)でも、家計管理や資産形成、保険、金利などは皆さんの生活とも全く関係ないと

は言えないのではないでしょうか。

そこでこういった皆さんの生活に近い部分から少しずつ、私が銀行で学んだことなどに

ついて話していくことで、誰もが最低限の金融リテラシーを身につけられるような発信

をこれからも続けていきたいと思います。

実際、欧米などの海外の学校では小中学生などの段階で金融について授業で学ぶそうで

す。日本では学校でも学ばないうえに、そもそもお金について話したり、考えたりする

こと自体が汚いことだと思っている人もいると思います。まずはそういったマイナスの

イメージをなくしてもらって、お金について考えることは楽しいことだと思えるように

なってもらえたらと思います。