日本人の金融リテラシーを上げるためには

今日は日本人の金融リテラシーを上げるためにはというテーマでお話したいと思いま

す。そもそも金融リテラシーとは、というところからお話しないといけませんよね。

金融リテラシーとは「日々の家計管理や資産形成、金融取引や保険、金利やローンの知

識など、お金と上手に付き合うために必要な知識や判断力」のことを言います。いきな

りこんな難しい話をされると困りますよね。

私も銀行に入ってすぐの頃の新人研修で毎日のように聞いたこともないシンジケートロ

ーン、プロジェクトファイナンスのような謎の呪文を聞きながらポカーンとしていたの

を覚えています。

みなさん安心してください。こんな難しい言葉は覚えなくても人生は生きていけます。

(笑)でも、家計管理や資産形成、保険、金利などは皆さんの生活とも全く関係ないと

は言えないのではないでしょうか。

そこでこういった皆さんの生活に近い部分から少しずつ、私が銀行で学んだことなどに

ついて話していくことで、誰もが最低限の金融リテラシーを身につけられるような発信

をこれからも続けていきたいと思います。

実際、欧米などの海外の学校では小中学生などの段階で金融について授業で学ぶそうで

す。日本では学校でも学ばないうえに、そもそもお金について話したり、考えたりする

こと自体が汚いことだと思っている人もいると思います。まずはそういったマイナスの

イメージをなくしてもらって、お金について考えることは楽しいことだと思えるように

なってもらえたらと思います。