銀行員として4年半働いてよかったこと

今回は私が銀行員として4年半働いてよかったことについてお伝えしたいと思います。

結論から言うと、私が銀行員として働いてよかったことは常に学び続けることが大切

と思えたことです。

銀行では入社すぐの頃から様々な資格の試験があり、特に1年目の頃は毎月何かしらの

資格試験を受けていたと思います。実務経験がほとんどない上、金融独特の難しい言葉

もあり、意味も分からずただ参考書に書かれていることひたすら覚えていました。

2年目からは、営業担当として既存の個人のお客様に運用商品の提案をしていました。

この頃は相場も良く、何を販売してもすべてが上昇していく年だったこともあり、運良

最優秀新人賞を受賞しました。その後、2期連続の店舗業績表彰や預かり資産コンテ

ストの受賞等もいただきましたが、その達成感を味わうとともに、成果を上げてもそれ

に見合わない会社の人事制度について疑問をもつようになり結果的には退職することに

なりました。

しかし、今振り返ってみると銀行で学ぶことができたこともたくさんあったことに気づ

き、それらについて私なりの目線で説明していきたいと思います。

1、お金とは何かということ

2、預金、融資、為替とは何かということ

3、物の価値はどのように決まるかということ

3、ビジネスの本質とは何かということ

 

1のお金とは何かについては、お金といえばどこか汚く見えたり、あまりオープンに話

すべきではないもの、というようにネガティブなイメージを持っている人も少なくはな

いのではないでしょうか。しかし、お金はただ持っているだけでは意味を成さず、あく

まで価値交換のための道具に過ぎないのです。

2の預金、融資、為替については、銀行の3大業務であり、銀行業のおおもとと言って

も間違いないでしょう。お客様から大切な資金を預かり、その資金を必要としている人

や会社に融通し、国内外に資金を移動させるというのが主な業務となっています。

3の物の価値はどのように決まるかということですが、世の中の大半のものは需要と供

給によって価値が決まっているということです。会社の価値を表す株価やスーパーで売

られているりんごの値段まで、市場で売買されているものは需要と供給によって均衡が

保たれるような仕組みになっています。

4のビジネスの本質とは何かということですが、ビジネスの本質は売り手と買い手、販

売者と消費者は常に存在しており、どちらか片方や一方的なものでは上手く成立しない

ということです。これは例えれば、恋愛関係にも似ているのかもしれません。常にお互

いを思いやり、お互いを支え合っていくことで成長していくことが大切だからです。

 

今回は銀行員として働いてよかったことについてまとめてみました。

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